議会活動
◆平成28年度6月議会・一般質問
① ふれあいバスを育てる取り組みについて
・「みんなで創り守り育てる地域公共交通条例」の制定を
・「ふれあいバス」のヘルパーボランティアを募集しては
・市の広報誌にふれあいバスの楽しみ方を載せては
・回数券を発行してはどうか。今後の見直しの予定は
② 市民との対話と、住民自治について
・平成28年度まちづくりミーティングの計画は
開催回数や参加人数の少なさから見直すべき
・市長が市民シンポジウムに積極的に参加と、市長の代理を出す考えは
・まちづくり基本条例、まちづくり協議会の設置が必要
③ 公共施設等総合管理計画の作成について
・庁内の体制の確立、外部組織の設置は
・公共施設の範囲はどこまでか
・将来コスト見込み、目標の設定はどうなるか
施設総量の縮減、財源確保、長寿命化の目標の設定は明らかになるのか
・市民へのPR、ワークショップの開催は
④ 航空宇宙科学博物館リニューアル事業について
・古田知事と浅野市長はどんな話し合いで費用負担を決めたのか
・浅野市長は増額について市民にどのように説明するのか
・今後さらに予算が増額されるようなことはないのか
◆航空宇宙科学博物館リニューアル事業増額について質疑
問.「航空宇宙科学博物館リニューアル事業の総額が30億円から約49億円に増額になった理由を伺います」と質疑しました。
答.「今回の補正予算は増額になっていません」村井産業部長
えっ(?_?)、30億から49億に増額になったでしょ。
つまり市はこう言いたいのです。
今回の補正予算は事業全体の一部であり、それだけを見ると増額されていません。
また、「増額の理由は委員会で明らかにします」とも答弁しました。
(私は担当の経済教育常任委員会委員ではありませんので、委員会では発言できません)
平成28年6月 3日(金曜日) 午前10時 本会議(開会)
平成28年6月16日(木曜日) 午前10時 本会議(質疑・一般質問)
平成28年6月17日(金曜日) 午前10時 本会議(一般質問)
平成28年6月20日(月曜日) (質問予備日)
平成28年6月21日(火曜日) 午前10時 民生消防常任委員会
平成28年6月21日(火曜日) 午後1時30分 経済教育常任委員会
平成28年6月22日(水曜日) 午前10時 建設水道常任委員会
平成28年6月22日(水曜日) 午後1時30分 総務常任委員会
平成28年6月24日(金曜日) 午前10時 本会議(閉会)
◆議第1号平成28年度各務原市一般会計予算について反対します。
学童保育を民間に委託する予算は問題です。
市は民間委託を昨年の12月に決めていますが、決める過程で、利用者に対して説明したり、意見を求めたりする、本来行うべき手続きを踏んでいません。
市の答弁では「今回の委託は利用条件や実施場所等、保育の内容が変わらないので、特別な審議の必要がなく、委託料が含まれている新年度予算を議会が審議すれば問題は無い」と言っています。
しかし、学童保育を民間委託することは、大きな政策転換です。幼稚園の廃止や保育所民営化などの前例からいっても、市民の声に耳を傾けながら、時間をかけて、議会で大いに議論されるべき問題です。
また民間委託するとしても、委託要綱には契約期間が1年となっており、毎年支援員が変わる可能性があり、複数年契約にする議論は必要です。学童保育室に通う子ども達にとって、今まで慣れ親しんできた支援員が全て変わることになり、子ども達への影響が心配されます。
おそらく、徐々に学童保育室を民間委託していく検討をすると思われますが、いったん白紙に戻して、学童保育のあり方について市民も交えてしっかりと議論する必要があると考えます。議論が不十分な今回の学童保育の民間委託には反対します。
これからは、人口減少や少子高齢化が進展しますので、市民が主体性を持ってまちづくりを進めることが重要になります。その為に総合計画の一丁目一番地に「市民協働」が位置付けられました。しかし市民協働をさらに推進していくための事業が見当たりません。
また高齢者や障がい者などが抱いている将来に対する不安を取り除き、将来に夢や希望を与えるような新たな事業が見当たりません。総合計画を実現するための具体的な政策が不足していると考えます。
今後は、公共施設の維持管理が市の財政に重くのしかかってくる時期になります。しかし多くの市民にはほとんどメリットが無い庁舎建替えに邁進していく予算になっており、今まで苦労して貯めてきた基金を大きく減らしてしまうことになります。本市は基金残高を大きく上回る借金残高がありますので、本市の財政力が急激に悪化していく予算になっており反対します。
◆議第3号平成28年度各務原市介護保険事業特別会計について反対します。
いきいきバスツアー事業を削減する予算は問題です。
この事業はボランタリーハウスの方が楽しみにしており、ボランタリーハウスの担い手の方や自治会の方とも交流する良い機会となっています。新年度もバスツアーを事業計画に予定していた団体も多いと思われます。
新年度から介護保険制度が変わり要支援が地域支援事業へと移ることになります。地域支援事業を活発にするためには地域ボランティアを育てることや、自治会との連携は大切となります。その促進に有効ないきいきバスツアー事業の削減を含む本予算に反対します。
◆議第39号市道路線の廃止及び認定について反対します。
この議案は、今までは直進できた道路を工場用地にして廃止し、その土地と交換に新たに鍵型に迂回する道路を認定するものです。
この道路の利用者は、今まで見通しが良く直進できた道路が、2か所鍵型に曲がることになり、壁などによって見通しが悪くなります。車、自転車、歩行者ともに、曲がり角では対抗車線の車などに今まで以上に注意を払う必要があり、利用者にとって不便になることや、見通しが悪くなるために事故の危険は増すと考えられます。
この市道の付け替えは、利用者にとって不利益が大きいと考えますので反対します。
平成28年3月議会・一般質問 (平成28年3月10日)
≪質問内容≫
①学童保育室の民間委託
市民にも、議会にも知らせず行政が民間委託を決めて、4月から委託を開始するのは問題。
②庁舎耐震補強
平成32年に建て替えを完了する計画ですが、建設価格が高止まっています。少し後にずらせば価格低下が見込めるのになぜ急ぐのか。
③市長と市民との対話
市長はシンポジュウムを開き市民と直接対話をするべき。
④避難行動要支援者支援
民生委員の役割ではない確認作業を、市は民生委員に依頼した。
法律に違反したことは問題。
市役所庁舎耐震化の議論での3つの疑問
①コンクリート寿命は65年なのか
本庁舎は後20年で使えなくなると市は説明
②耐震費用を48億円と高く見積もった
耐震補強工事だけなら20億円
③国の補助があることを説明しなかった
「防災対策事業債」という耐震補強工事の45%を国が補助する制度がある
平成27年12月議会・一般質問(平成27年12月14日)
①武智商事の火災について
10月27日午前0時20分ごろ須衛町の産業廃棄物処理業「武智商事」から出火をして、約19時間燃え続けました。
市消防本部は「作業場の構造どころか、使われていたことも把握していなかった」ことや、業者は消防法に基づく「防火対象物使用開始届」も提出していなかったといいます。
市消防本部がこの工場を把握できず指導ができなかったことが火災に繋がった恐れがあるのではないか。
この火災を教訓にしなければならないと考えます。
②学校給食会計の公会計化について
学校給食費は、「公会計」と「私会計」と二種類があります。本市は各学校において管理をする「私会計」となっていますが、給食費は公金であることを考えると、公会計にする必要があります。また、以下の2点を考えています。
〇1つ目は事務効率を良くし、学校の負担軽減ができること。
〇2つ目は学校給食会計を明確化する必要があること。
今後は「子育て支援」などの政策として、給食費に対する補助の充実を検討しなければならないと考えています。
学童保育を6年生まで延長する条例の質疑(12月14日)
学童保育が6年生まで4月から延長されることになりましたが、保育される児童の人数が増加するため、児童の気持ちを考えた質の確保が重要になってくると思います。
12月定例会 会期日程
月日(曜日) |
開議時間 |
区分 |
摘要 |
---|---|---|---|
11月20日(金曜日) | 告示 | ||
11月30日(月曜日) | 午前10時 | 本会議 | 開会 |
12月14日(月曜日) |
午前10時 | 本会議 | 質疑・代表質問・一般質問 |
12月15日(火曜日) |
午前10時 | 本会議 | 一般質問 |
12月16日(水曜日) | (質問予備日) | ||
12月17日(木曜日) | 午前10時 | 委員会 | 民生消防常任委員会 |
12月17日(木曜日) | 午後1時30分 | 委員会 | 経済教育常任委員会 |
12月18日(金曜日) | 午前10時 | 委員会 | 建設水道常任委員会 |
12月18日(金曜日) | 午後1時30分 | 委員会 | 総務常任委員会 |
12月22日(火曜日) | 午前10時 | 本会議 | 閉会 |
「杉山元則議員に対する問責決議」について(平成27年9月25日)
この経緯を説明させていただきます。問責決議は以下の文書です。
提案者:川嶋一生 賛成者:横山富士雄、水野盛俊、岡部秀夫、神谷卓男
杉山元則議員に対する問責決議
教育委員会事務局長から議長宛に、「杉山元則議員が、平成27年7月2日の朝、各務原市立学校給食センター敷地内に無断で立ち入り、食材付近にいたことは、衛生管理上問題となる行動であり大変遺憾である。」旨の文書が提出された。
また、7月28日に開催された議会運営委員会での議長の説明では、「上記文書の提出を受け、後日、杉山議員に注意を行ったが、杉山議員は反省の弁を述べることなく、自己の意見を主張するに終始した。」旨の報告がなされた。
上記を受け議会運営委員会にて議論した結果、「杉山議員が給食センターに無断で立ち入り、施設運営者並びに施設管理者に心配と迷惑をかけた行為は社会人として許されざるものである。また、その行為を注意した議長の指導を素直に受け入れなかった態度は議員のモラルに欠けた行為である。」との結論となった。
よって、深く反省を促し、以後の行動を慎むよう求めてここに決議する。
質疑で、「学校給食センターの敷地内に入ったことがなぜ問責になるのかお答えください。」との質疑に対し、提出者の川嶋一生議員は
「私たちがこの問責決議案を提出させていただきましたのは、食材に何メーター近づいたかというのは全く論点にはしておりません。私たちは杉山議員が給食センターに無断で立ち入ったということを問題としております。」と繰り返しました。
教育委員会が給食センター敷地に立ち入っただけで議長に文書で申し入れをすることや、議会がそのことを問題として問責決議を可決することは、正当な議員活動を制限することになり異常と言わざるを得ません。
平成27年9月議会一般質問(平成27年9月10日)
①市民協働と自治基本条例について
・市民が気軽に交流できる市民活動の拠点つくり
・自治基本条例の制定の必要性
②市道蘇北390号線外2道路改良事業について
・蘇北390号線外2道路改良事業について一部住民の方から疑問の声が
・計画再検討の考えは
③学校給食の食べ残しについて
・全国の公立小中学校の学校給食で出るごみが、1年間で1人当たり17.2キロ。本市でも大量の食べ残しが発生し、その殆どを焼却処分
・食べ残しを減らす取り組みは
月日(曜日) |
開議時間 |
区分 |
摘要 |
---|---|---|---|
8月24日(月曜日) | 告示 | ||
8月31日(月曜日) | 午前10時 | 本会議 | 開会 |
9月10日(木曜日) |
午前10時 | 本会議 | 質疑・一般質問 |
9月11日(金曜日) | 午前10時 | 本会議 | 一般質問 |
9月14日(月曜日) | (質問予備日) | ||
9月15日(火曜日) | 午前10時 | 委員会 | 民生消防常任委員会 |
9月16日(水曜日) | 午前10時 | 委員会 | 経済教育常任委員会 |
9月17日(木曜日) | 午前10時 | 委員会 | 建設水道常任委員会 |
9月18日(金曜日) | 午前10時 | 委員会 | 総務常任委員会 |
9月25日(金曜日) | 午前10時 | 本会議 | 閉会 |
平成27年6月議会一般質問(平成27年6月19日)
1.天狗谷土地取得についての質問では
「運動場面積の根拠」、「税務署との協議」については疑問が残る答弁でした。
(24分過ぎから再質問していますので特に注目してください。)
2.学校給食については(42分から)
3.自転車の事故防止については(51分から)
一般質問は議員の最大の特権で、重要な役割と考えしっかり取り組んでいきます。
「天狗谷土地取得に関する調査を求める決議案」を提案
平成27年6月5日
「天狗谷土地取得の調査特別委員会(百条委員会)設置の決議」を6月議会で提案しました。その質疑がYouTubeで見られます。
政和クラブ代表議員は「土地取得目的の有効性に関する調査とあるが、名古屋高裁は、市にとって不要の土地とは言えないという判決が出ている。こうしたなか何を調査するのか」と質疑しましたが、
「この問題は、議会で何度も質問され、裁判にもなったということで市民も非常に関心の高い問題です。裁判とは全く関係なく、市議会としてしっかり市民に説明するため、調査が必要なので百条委員会の設置を提案しました。」と答弁しました。
議会は市民を代表して、土地購入が必要がどうかを判断し、市民に説明する責任があると考えます。
しかし採決の結果賛成4、反対19で否決されてしまいました。
月日(曜日) | 区分 |
摘要 |
---|---|---|
6月5日(金曜日) | 本会議 | 開会 |
6月18日(木曜日)~19日(金曜日) |
本会議 | 質疑・一般質問 |
6月23日(火曜日)~24日(水曜日) | 委員会 | 常任委員会 |
6月26日(金曜日) | 本会議 | 閉会 |
天狗谷土地は市議会の議決を得ないで市が1億円で購入しましたが、名古屋高裁は「議会議決を得ずに取得したことは違法」と判断をしました。
購入からの経緯をわかりやすく解説します。
市役所本庁舎建替え問題について
本庁舎耐震化は「建替え」と決定しましたが、財政的な負担が大きく、耐震補強工事で費用を抑えて使い続けるべきと考えます。
今まで議論されてきた内容とその問題点を指摘します。
平成27年3月定例会・閉会日(平成27年3月24日)
平成27年度一般会計予算に反対します。
《反対理由》
◆①赤字体質の予算編成
予算総額→463億、前年対比41億増、9.7%増
市税収入→198億、前年対比4億減、2.0%減
基金取崩し→36億、前年対比20億増、129.4%増
借金→28億、前年対比4億増、16.6%増
※市税収入減の穴埋めを基金取崩しと借金に頼っている
◆②中期財政計画(平成27年度~31年度)の見直しを
国は消費税率10%への引上げを1年半延期し、名目GDPを下方修正
平成27年度予算で、基金取崩しを20億多く計上し計画とかい離
※各務原市中期財政計画の見直しが必要
◆③市役所本庁舎建替え予算1800万円計上
市民の安全確保、費用対効果から、建替えより耐震補強するべき
※各務原市は200億を超えた基金保有により財政が良好とされた要因であるが、これからの急激な少子高齢化社会を考えると、多額の基金取崩しを今行うべきではない。
平成27年3月定例会・総務常任委員会(平成27年3月19日)
◆平成27年度予算修正案を提出
議会費の防災服更新(¥639,000)、海外行政視察旅費(¥2,800,000)を削除
<提案理由>
「海外視察研修の予算削除について」
海外視察は訪問先の手配が難しく、各地方自治体で独自の訪問先を決めることはできず、全国市議会議長会が主催した視察団に参加することが慣例になっています。自分たちが考える課題に合わせたり、人口規模を選んで訪問先を決め視察するのでは無く、予め決められた行程にそって行動することになり、市の課題に対する成果が得られにくくなっています。過去の海外視察によって得られた成果も考えると、視察に必要な費用に対する効果が限定的であるため、公費負担による海外視察を中止にするべきと考えますので、海外視察研修の予算削除を求めます。
「防災服更新について」
市の職員が防災服を変えたから市議会議員も同じ防災服に合わせるという理由でしたが、2年前に支給された議員も多く、4年任期の途中で新しい防災服を購入するのは無駄です。防災服を着る機会は年に数える程しかなく、現在の防災服をそのまま使用することで問題が無いと考えますので、防災服更新の予算削除を求めます。
<採決の結果>
賛成2 反対3で否決されました。
<反対理由>
「百聞は一見に如かず」で足を運んで視察することが大切